銀座血液検査ラボ(ketsuken)の生活習慣病検査はどんな人におすすめ?何がわかる?

血液検査
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本記事では銀座血液検査ラボの生活習慣病検査について解説しています。

検査項目とわかること

銀座血液検査ラボ(ketsuken)の生活習慣病検査の検査項目は、一般的な健康診断の採血での検査項目とほぼ同じです。

銀座血液検査ラボには、他にもがん検査や、肝炎検査などがありますが

定期的な健康診断が受けられていない人は、まずはこの生活習慣病検査を受けることをおすすめします。

検査する項目は以下の13個です。

総蛋白(TP)

血液中には100種類以上のたんぱく質が存在していて、そのすべてのたんぱく質の総和が総蛋白です。肝機能や腎機能の異常を調べます。

アルブミン(ALB)

血液中に存在するタンパク質の中で約60%を占めるタンパク質です。主に肝臓で作られ、血管中の血液量や体内での水分量を調整する働きをしています。

血液中のアルブミン量が低下すると、血管の外に水分が漏れ出てしまい、全身のむくみやお腹や胸に水がたまるなどの症状を引き起こします。

AST

肝臓や心筋、骨格筋、赤血球中などに含まれる酵素で、それらに異常があると血液中の量が増えます。

ALT

肝臓の細胞に含まれる酵素。肝臓に異常があると血液中の量が増えます。

γ-GTP

肝臓の解毒作用に関係する酵素で、肝臓になんらかの異常があると血液中に流れ出てきてしまいます。特にアルコール性肝障害で値が高くなります。

総コレステロール(TC)

下記のHDLコレステロールとLDLコレステロール、中性脂肪から算出される血液中のコレステロール量です。

中性脂肪(TG)

皮下脂肪や内臓脂肪に貯蔵された中性脂肪は、体を動かすエネルギー源になったり、寒さや暑さから体を守る役割・内臓を衝撃から守る役割などがあります。

しかし、増えすぎると肥満の原因になり、脂肪肝や糖尿病などの疾患を引き起こします。

HDL-コレステロール(HDL-C)

善玉コレステロールとも呼ばれています。HDL コレステロールは増えすぎたコレステロールを回収したり、血管壁に付着したコレステロールを取り除いたりして、動脈硬化を抑制する働きがあります。

値が低いと動脈硬化や心臓病の危険があります。

LDL-コレステロール(LDL-C)

悪玉コレステロールとも呼ばれています。

血液中のLDLコレステロールが増加すると血管壁にたまり、動脈硬化を促進させます。

尿酸(UA)

尿酸はプリン体が体内で分解されることでつくられるものです。プリン体は体を動かすためのエネルギー物質であり、私たちの体内でつくられています。また、食品を摂取することで体外からも入ってきます。

尿酸が過剰に体内で作られたり、排泄量が減ると値が高くなり、痛風などを発症する確率があがります。

尿素蛋白(BUN)

血液中の尿素を測定します。タンパク質の分解によってつくられるアンモニアは肝臓で尿素に変えられ、腎臓を通して尿として排出されます。

値が高い場合は腎臓の働きが悪くなっていると考えられます。逆に、低い場合は、尿素をつくっている肝臓の働きが悪くなっているかタンパク質の摂取量が非常に少ない可能性があります。

クレアチニン(CRE)

筋肉を動かすためのエネルギーを使うと発生する廃物の一種です。

クレアチニンは腎臓でろ過されて尿として排出されるため、血中のクレアチニンの濃度が上昇している場合は腎臓の働きが悪くなって尿が作れなくなっている可能性があります。筋肉量が多い人はクレアチニン値が高くなるため男女差や年齢差があります。

HbA1c(NGSP)

糖化ヘモグロビンがどのくらいの割合で存在しているかをパーセントで表したもので、過去1~2カ月の平均的な血糖値が反映されます。赤血球内のタンパク質であるヘモグロビンは全身の細胞に酸素を送る働きをしており、血液中のブドウ糖がヘモグロビンとくっつくと糖化ヘモグロビンになります。

血糖値が高い状態が続くと糖化ヘモグロビンが増えHbA1cが高くなり、血糖値が低い場合はHbA1cも低くなります。

どんな人におすすめ?

定期的に健康診断ができていない人

この検査は通常の健康診断の血液検査の項目とほとんど同じなので、自営業や専業主婦など定期的に健康診断を受ける機会がない人は一年に一回もしくは半年に一回は受けてみても良いのではないかと思います。

忙しくて病院に行けない人

自営業の人や子育てや家事で忙しく、健康診断に行けない方もいるのではないでしょうか。

この検査は自宅で採血して返送するだけで検査でき、結果を病院に貰いにいく必要もないので、時間が無くてもすぐに検査できます。

病院が嫌い・待ち時間が嫌な人

採血は病院で採血するよりも浅い位置までしか針を刺さず、採取する血液量は目薬一滴分程度なので、体への負担が少なく病院嫌いな人にもおすすめです。

また、採血は自宅ででき、採血にかかる時間は最短1分ほどなので、病院の待ち時間が嫌いな人にもおすすめです。

▶一年に一回の健康診断だけでは不安な人

会社で健康診断を受けていて一年に一回の検査では不安がある、という方は次の健康診断までの間で一度血液検査を受けてみるのもおすすめです。

また、生活習慣病検査だけでなく、がんの腫瘍マーカー検査もあるのでそちらを受けてみるのも良いかと思います。

まとめ

血液検査はあくまで病気などの可能性を調べるものですが、定期的に検査することで早めに体の異変に気づけるので、病院で精密検査を受けたり、生活習慣を改めるきっかけになります。

ぜひご自身の健康のために検査してみてください。

自宅でできる血液検査
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