血行不良の主な原因
運動不足
人の体は、筋肉を動かすことによって血液を隅々まで循環させているので、適度な運動をしないと血流が悪くなります。
食生活の乱れ
バランスの悪い食事をしていると、筋肉の働きや血流改善に必要な栄養素が不足し血液の巡りが悪くなります。
水分不足
水分不足は血液が濃くなる原因になり、血管が詰まりやすくなることにつながります。
喫煙習慣
タバコに含まれるニコチンには、血管収縮作用があるため血行不良の原因になります。
ストレス
ストレスによって自律神経が乱れると、血液の循環が上手く行えなくなります。
血行不良による不調
身体の痛み
血行不良によって体内の物質が十分に運搬されずにいると、筋肉を動かしたときに発生する疲労物質が停滞するようになって蓄積されます。そのため筋肉が緊張状態になったり炎症を起こしたりして、痛みを感じます。特に、頭を支える首や肩、体の軸となる腰、関節などに痛みが生じるようになります。
冷え性
血の巡りが悪くなると特に心臓から離れている手や足などの末端の冷えを引き起こしやすくなります。
慢性的な冷えが続くと、免疫力が下がり風邪をひきやすくなったり、月経トラブルや便秘などのお腹のトラブルに繋がることもあります。
むくみ
病気や薬の副作用によってもむくみは起こりますが、そうでない場合は血行不良によって老廃物や余分な水分が上手く排出されなくなり起こります。 特に女性は筋肉量が少ないため足のむくみが起こりやすいです。
肌トラブルや頭皮トラブル
血行不良によって肌に栄養が行き届かなくなると、肌のターンオーバーが乱れ、くすみやしみなどができやすくなります。また、原因になります。毛根や頭皮も同じで、抜け毛などの頭皮トラブルが起こりやすくなります。
血行不良を改善しよう
血行を良くするには普段から適度な運動をしたり、バランスの良い食事を心がけたり、ストレスを減らすなどが効果的です。また、十分に睡眠をとり、脳を休めることも大事になります。
血液は全身に酸素や栄養素を運ぶ働きをしており、血液の循環は細胞の新陳代謝に重要な役割を果たします。健康に生きていくには日ごろから意識しておく必要があります。
また、食生活の乱れや運動不足などは血行不良だけではなく、様々な生活習慣病の原因にもなります。
自営業の方や主婦の方で健康診断を受けていない方は一度検査を受けてみてはいかがでしょうか。
私たちの身体は環境や生活習慣によって日々変化しており数値もその都度変わるので、健康に暮らしていけるよう定期的に検査することをおすすめします。
忙しくて病院にいけない方は郵送で血液検査が出来るものがあるので試してみてください。